気象予報士試験 ~一般知識編 地球型惑星の大気構成~
前回のブログでは自身の紹介でしたが、
そもそもなぜブログを書くのかというと、日々の生活が暇だからではなく(学生の頃が恋しい…)、
気象や不動産のことで勉強したことをまとめたい、折角ならネット上で共有したい。
また、自分が考えていることや見たもの味わったものを文章で残したいと考えたからです。
FacebookなどのSNSでも同じことができますが、個人が特定されている分、ぶっちゃけたことを言いづらいので一応は特定されていないこちらを使いたいと思います。
僕自身の書き方としては、ツラツラと書くよりなるべくポイントを押えたコンパクトな文章を心がけます。
それでは今回から本格的に書いていきます。
本日は気象予報士試験の復習をしたいと思います。
この試験は学科と実技があり、学科は一般知識と専門知識の2つがあります。
(詳しい説明は気象業務支援センターのHPを見て頂ければと思います。)
まずは試験で問われる知識のベースとなる一般知識の確認をしたいと思います。
第1回目は地球型惑星の大気構成です。
ポイントとしては、
- 地球大気は窒素が78%、酸素が21%、アルゴンが1%、水蒸気が0~1%
- 金星大気の主成分は二酸化炭素、表面は90気圧で720K
- 火星大気は厚さが薄く、主成分は二酸化炭素と窒素、
- 温室効果が大きいほど日夜の温度差が小さい
- 地球の海中の二酸化炭素を全て放出したら金星と同じくらいの二酸化炭素が存在する
- 電磁波の放射強度は距離の2乗に反比例して弱くなる
補足情報として、
地球大気の水蒸気の割合は場所や時間によって大きく変動します。
1気圧は1013hPa、1K=-272℃なので720Kは約448℃になります。
火星大気の厚さはは地球大気の約100分の1です。なので熱を保持しにくく、主成分が二酸化炭素であるのに気温が低いです(180K=約-93℃)。
温室効果ガス(二酸化炭素や水蒸気も)が多いとよく熱を保持するので夜になっても気温が下がりにくいです。
海中の二酸化炭素とは石灰岩として存在しているものや海洋に溶けている二酸化炭素のことです。
太陽からも電磁波が出ており、基本的に太陽に近いと灼熱、遠いと極寒の惑星になります。
以上が地球型惑星の大気構造の説明になります。
予報士の勉強で用いていた自身のノートを参考に作成しました。
さすがに試験範囲の入り口だけあってだいたいは覚えていましたが、忘れていること多いんだろうな…